背景
《メイプルストーリー》を引き継いだ当時、一部の不適格メンバーがユーザーから報告された装備複製バグを放置しており、ゲーム内経済が崩壊。開発元との関係は緊張し、運営部門への信頼が失われていた。長年運営されてきたゲームで新規ユーザーの獲得は難しく、環境悪化の中で既存ユーザーも流出を続けており、ユーザーに目標を与え、プロダクト再生のきっかけが急務だった。
課題
- チームの士気が低く、不適格メンバーへの対処が必要
- ゲーム内経済システムが崩壊、ユーザーの信頼が極めて低い
- 過去の問題により開発元が運営部門を不信任
- 長期運営ゲームで新規ユーザー獲得が困難
アクション
引き継ぎ後、まず不適格メンバーを交代。問題を公式に認め、BAN 処理と不正アイテムの回収を実施。開発元と社内に対しプロダクトの立て直しを交渉し、アップデートを一時停止してゲーム内問題の解決を優先。
当時、ドラえもんやちびまる子ちゃんなど複数 IP の静態展覧会が話題になっていたことに着目し、開発元と10周年をプロモーションの軸とすることで合意。このテーマを中心にイベント企画を展開。
ゲーム内の人気モンスターやシーンを現実世界に再現する計画を立案。限定きのこぬいぐるみで希少性を創出し、ユーザーの関心をゲーム内の問題からスクリーン外のブランド体験へ転換。

成果
週末2日間の展覧会に8,000人以上が来場。ネット掲示板やFacebookで自発的な拡散投稿が多数。
- 月間ログイン数が前年比12%成長
- 年間ユニークログイン数が20%増加