Case Studies

CDP をスライドから日常ツールに変えた話

グループ全体で Infobip CDP をゼロから導入。PM ではないが、4つの部門を同じ船に乗せた人間。

Role 運営窓口 / 種子講師
Duration 導入期 約6ヶ月
Team データセンター + 4運営部門
Stack Infobip, BigQuery, Data Studio

背景

従来、グループ内の各運営部門がそれぞれ独自に EDM や SMS 配信システムを開発・調達し、会員管理やイベント通知を手動で行っていた。グループ全体のデータ活用と流通を強化するため、データセンターが各サービスのユーザー行動と嗜好を集約した上で、自動化された通知チャネルとツールの構築が必要となった。

複数ベンダーの選定を経て Infobip の CDP システム導入が決定したが、チーム内に類似システムの導入経験者はいなかった。

課題

  • 4つの運営部門がこれまで独自運用しており、全員が同一のデータプールを使う必要があった
  • CDP 導入の経験者がおらず、ベンダーの研修は汎用的な内容のみ
  • 運営スタッフは技術ツールに距離感を感じており、運営の言葉への翻訳が必要

アクション

運営部門の窓口として参画し、データセンターおよびベンダーと要件・スケジュールを調整。ベンダーの研修内容を消化した上で、運営向けにカスタマイズした教材とプレゼン資料を作成し、種子講師として活動。

社内教育研修資料 — カスタマイズした Infobip 操作チュートリアル

部門横断での共有データプール利用に関するルールとモニタリングプロセスを策定。週次定例会議の後半を活用し、計9回の研修を実施して4部門の段階的導入を支援。

30以上の自動化フローを構築し、カート放棄リマインダー、行動トリガーの自動タグ付けなど、さまざまな運営シナリオに対応。API 呼び出し方式によりプロダクトチームの SDK 連携工数を削減しつつ、Infobip からの APP ユーザー通知を実現。

Infobip 自動化フロー — 行動トリガー通知ワークフロー

Infobip 自動化フロー — セグメント別プッシュ通知ワークフロー

成果

  • 4部門すべてが Infobip CDP を導入完了
  • 30以上の自動化フローを構築
  • API 統合により SDK 開発工数を削減、プロダクト側の導入を加速
  • 部門横断共有データプールの利用ルールを確立